月別アーカイブ: 2014年5月

曽祖父から祖母への手紙

CA390047

昭和13年(支那事変の翌年)の曽祖父から祖母への手紙。
祖母はこの時小学校5年生。

なるべく原文のまま文字に起こしています。
中括弧はボクのメモです。

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美代子さんへ

夏のお休みになってからも毎日元気ですか

今年の夏でもう早三年もお父さんのお留守の夏休みが来たのです

美代子ちゃんも玲子ちゃんも良成も成城ちゃんも皆なお父さんの歸りを待って居ることと思います

お父さんが皆ながどんなに大きくなって居るか見たいと思ふ様にみんなも寂しく思っていましょう

でもね お父さんはお國の為に北支で皇軍の将校として御奉公申し上げて居るのですから

此の間も戦死されたお父さんに東京の靖國神社へ参拝された遺児が沢山ありますね

その生徒の方々の事を考へて良く留守をして下さい

美代子は五年生であるし一番のお姉さんですからよくお母さんのおいひつけを守って玲子ちゃんや外の小さいものをよく可愛がって下さい

お父さんばかりでなくお母さんも無い人もあるのですからね

学校がかはって又上級生になって教はることはだんだんむつかしくなります

ですからよく復習や豫習をして下さい

それから身体の丈夫なことが一番大切ですから次のことを守って下さい
一、朝起きたら冷水でまさつをすること
二、時間正しく遊んだり勉強すること
三、寝冷えをせぬこと
四、アイスクリームや賣ってある冷たいものをたべぬこと
五、遊びから歸ったら石けんで良く手を洗ふこと
  玲子や良成もよく手を洗ふことを教えること
六、心持ちよく食べられるときは良く食べ気分の悪い時には早くお母さんにお話すること
七、遊びや外出の時良く気をつけて「ケガ」をせぬこと
八、良成をよく見てやっておとなしくする様につとめて下さい

もう目は治りましたか早く治しなさいね

學校で教わった事が分らぬときは歸って来てお母さんに話しなさい又この事は後より手紙あげます

ねえや (女中さん) もないしお母さんもなかなか大へんですからお母さんが安心されるようよくお手伝ひをしたりしお母さんによくお話して下さい

お父さんは美代子が大きくなって留守でしっかりしていてくれると思って安心してお國の為に働いて居ります

もうお休みも二分ノ一過ぎましたです (誤字?)

どうか病気にならぬようなさい

お父さんは元気ですから安心していて下さい

八月十三日 青島 (チンタオ) にて
父より
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パイロットが空から学んだ一番大切なこと

読んだ。

2014-05-06 09.44.56

飛行機に乗る前、登場中に読むと気分が乗って面白い。

内容は、ビジネスに応用できそうなパイロット経験のエッセンスの紹介。
特に、緩やかな権威勾配を作り出す話はチームで開発を進めることの多い仕事には意識が必要だと思う。

ビジネスのエッセンスをふんわり読みたいとき、もしくは、パイロットの仕事がどのようなものかふんわり知りたいときに読みたい本。

35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る

斜めに読んだ。

2014-05-06 09.45.14

動機と能力の掛け算でハッピーキャリアを見つける手順の解説本っぽいもの。

色々悩んでいる時に購入したのだけど、あまり意味は無いように思う。

描いたとおりに行かない中で、なんとか頑張って、運が良ければ描いたものに近づくかもしれない。
全然別の山に登っているかもしれない。

だから読まなくても大丈夫と思います。

由布院発、にっぽん村へ

数年ぶりに本を読んだ。
2014-05-03 19.47.13

『由布院発、にっぽん村へ』
http://www.amazon.co.jp/%E6%B9%AF%E5%B8%83%E9%99%A2%E7%99%BA%E3%80%81%E3%81%AB%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%82%93%E6%9D%91%E3%81%B8-%E4%B8%AD%E8%B0%B7-%E5%81%A5%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4434012460

3部構成で1部だけは読む価値があると思う。
湯布院を舞台にした湯布院独自の地域おこしの事例紹介。

多くの人が埋没しながら右を向く中、左を向き、
ヨーロッパの地域をお手本に地域を復興していく由布院の物語。

2部は朝日新聞読んでいるような読後感。
戦争中に小学生ぐらいだった人は価値観の喪失に耐え切れなくて何か代替品を求める様子。
喪失感が大きすぎてずっとあの戦争が、この戦争がってしつこい。

3部は関係者の対談。
仲間内のふにゃふにゃした会話。

あと、付録。
作者の息子との父親との思い出話。

感覚的にはリーナス・トーバルズの「それがボクには楽しかったから」本ににてる
最初の勢いがよくて楽しいのだけど、あとは読まなくても大丈夫。